【寄せ植えとは?】知るともっと楽しくなる寄せ植え講座

どうも、大阪・交野市の寄せ植え講師、二星香織です。


今日、とある筋の方に、

「寄せ植え教室をやっているからウェブサイト見てくださいね」
って言ったら

「寄せ植え?ピンとこないです。何なんですかね?」

みたいなお返事をいただきました。

さらに、ウェブサイトを見た感想が、
「変に業界用語は使わずに、『ガーデニング教室』とかの方がわかりやすいですよ。」
とアドバイスをいただきました・・・。

業界用語??

衝撃!!!


・・・そうか、ガーデニングやらない人や花に興味がない人にとって、
『寄せ植え』自体が未知の言葉なんだ・・・

この方は男性なので、尚更なんですかね?


せっかくアドバイスしていただいたのに、「なんでやねん!」とも言えず、
返す言葉が見つかりませんでした。(愛想笑い)


で、そもそも『寄せ植え』とはなんですか?って話です。

寄せ植えばっかり作ってきて、当たり前だと思ってた「寄せ植え」について原点に立ち返るべく、

今日は、「寄せ植えってそもそも何?」という方にも分かりやすく、その意味や歴史、楽しみ方についてご紹介したいと思います。

この記事を読んで、寄せ植えをもっと楽しんでもらえたらうれしいです🥰

この記事を書いた人
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Contents

寄せ植えって何?

マーガレットの寄せ植え

さて、そもそも『寄せ植え』ってなんなの?って話ですが・・・

寄せ植えとは、ひとつの鉢やプランターに複数の植物をバランスよく組み合わせて植えること。

色や形が違う植物を組み合わせることで、見た目がとても美しくなります。

例えば、色鮮やかな花を集めたり、葉の形が違う植物を合わせたりすることで、ひとつの鉢が華やかに変身します。

寄せ植えの魅力は、植物同士が織り成す美しい調和にあります。

それぞれの植物が持っている特徴を活かしながら、ひと鉢の中で自然な風景や、季節の彩りを楽しむことができるんです。

寄せ植えの歴史

和庭

で、寄せ植えって一体いつから始まったの?って疑問に思いませんか?

寄せ植えは、実は長い歴史を持つスタイルなのです。

なんと、日本では、江戸時代に鉢植え文化が広まり、盆栽や山野草を使って植物を組み合わせることで自然の風景を表現する技術が発展しました。

小さな箱庭みたいな感じですかね?

茶道や日本庭園の美学とも関わり、季節の移り変わりを大切にしてきた日本らしい寄せ植えのスタイル。

私は和の風情も好きなので、今こういう寄せ植えをやってもステキだと思うんですよね。

和の寄せ植え
和庭に合う寄せ植え(Ash Daizy作)

海外ではどうだったのかというと、ヨーロッパでも、19世紀に「コンテナガーデン」が広まり、家庭で花を寄せて飾るスタイルが一般的になったということです。


この頃から寄せ植えが家庭の中で広まり、現在のスタイルの基礎が作られたんですよね。


寄せ植えってなかなか歴史のある園芸の楽しみ方だったんですね。
驚きです。

現代の寄せ植えのスタイル

オキザリスと日日草の寄せ植え

20年前と今の寄せ植えスタイルの違い

さて、そんな歴史ある「寄せ植え」というスタイルですが、現在、そのスタイルは大きく変化し、より自由で多様化しています。

特に20年ほど前までは、寄せ植えは比較的少ない株数で、土が見えるような「間隔を開けて植えるスタイル」が主流でした。

このスタイルは植物同士が競い合うことなく、ひとつひとつの植物が引き立つように植える方法です。


私がガーデニングを始めてハマっていたころは、地植えばっかりだったので、寄せ植えにはまるで興味がなかったんです。

2010年くらいの時に、玄関へ続く土のないアプローチ階段が殺風景なので、鉢植えでも置こうかと必要に迫られて、古本屋で寄せ植えの本を買いました。

確か「はじめての寄せ植え」みたいなタイトルだったと思います。

アプローチ階段
以前の住まいのアプローチ階段

なんせ1990年代はじめくらいに初版された古い本だったので、直径30センチくらいの鉢口の大きなテラコッタに4ポットとか5ポットで植えた寄せ植えが掲載されていました。

⇩こんな感じの寄せ植え。株が大きくなるのを見越してゆったり植えるスタイル。

昔の寄せ植え
ゆったり植えの寄せ植え

今のスタイルとは明らかに違いますね。

この時は、「こんな感じが寄せ植えなのね」みたいに思ってました。

でも、間もなくNHKの趣味の園芸や書籍で活躍されているロベリア(堺市の園芸店)の上田広樹さんの寄せ植えを見ることになり・・・

「はじめての寄せ植え」本に載ってた寄せ植えとは、まるで雰囲気が違っていて衝撃を受けたのを覚えています。

ここ10年、20年くらいの間に、植物同士を密集させて植えるスタイルが主流になったことが分かります。

ペチュニアとシルバーリーフの寄せ植え
2024年アッシュデイジーの寄せ植え

今は圧倒的に、華やかでボリューム感のある寄せ植えが人気ですよね。

出来上がった瞬間から「一つの作品」として観賞できます。

密集して植えることで、鉢の中に立体感と豊かな印象を与えることができ、植物が自然に絡み合うような美しい仕上がりになるんですよね。

その他のいろいろな寄せ植えのスタイル

そんな寄せ植えですが、現代の寄せ植えには草花を普通に植える以外に
いろいろなスタイルがあります。

無数のスタイルがありますが・・・
分かりやすい例で紹介しますね。

多肉植物の寄せ植え

多肉植物:個性的な多肉植物をたくさん詰めて植える多肉植物の寄せ植え。乾燥に強い植物を使うので、手間も少なく個性的なデザインが可能。

季節のイベントに合わせた寄せ植え:クリスマスやハロウィン、お正月など、季節ごとにテーマ色で合わせたり、テイストで合わせたり、デコレーションを加えた寄せ植え。

また、鉢や器も多様化し、テラコッタブリキウッドボックスなど素材にこだわることができます。自分のライフスタイルや好みに合わせたスタイルで、寄せ植えを楽しむことができるのが現代の魅力です。


他にも、コケ玉寄せ植えとかギャザリングとか特殊なスタイルがたくさんあります。

色・バランス・テイストが分かればカッコいい寄せ植えが作れる

パンジー寄せ植え

今の寄せ植えは、ただ美しいだけではなく、さまざまな個性やテーマを大切にしています。

植物をどう組み合わせるか、どんな雰囲気に仕上げるかを考えることが、より一層楽しくなっています。

アッシュデイジーでは、季節に合った植物を使い、それぞれの特性を活かした寄せ植え作りをお手伝いしています。

中でもおすすめなのは、【ステップアップレッスンコース】。

寄せ植えをステキにするための、3つの大事な要素を身につけられます★

初心者の方でも安心して取り組めるレッスン内容で、完成した寄せ植えに「こんなに素敵にできた!」という喜びを感じていただけますよ!

花の色合わせ講座

寄せ植えで一番大切なのが「色合わせ」です。

色をうまく組み合わせると、植物が引き立って見えます。

例えば、赤や黄色、青のような元気な色を使ったり、白や淡い色で落ち着いた印象を作ったりできます。

色の選び方によって、寄せ植えの雰囲気が大きく変わります。

バランス講座

次に大切なのが「バランス」です。

植物を鉢にどう配置するかで、見た目が大きく変わります。

背の高い植物を真ん中に置き、周りに低い植物を配置することで、安定感が出ます。

逆に、植物を少し斜めに配置することで、動きが感じられるデザインになります。

テイスト講座

最後に「テイスト(雰囲気)」です。

寄せ植えのテーマやイメージを決めて、それに合った植物を選びます。

これが分かるようになると、おうちの雰囲気や目指す庭の雰囲気に合わせた寄せ植えが作れるようになります。

例えば、ナチュラルな雰囲気にしたいときは、野花っぽい花やグラスなどを使うと優しい印象になります。

逆に、クラシックでエレガントな感じにしたいときは、花の形や色、鉢のデザインに気をつけます。

自分の好きなスタイルに合わせた寄せ植えを作るのも楽しいですよ。

まとめ

今回は、「寄せ植えとは何?」について、ちょっとだけ掘り下げて書いてみました。

意外に歴史が長い寄せ植え。

今の寄せ植えはずいぶんと進化していることもよく分かりましたね。

季節の花を使うと、季節を織り込むような、そんな感じです。

ハロウィン🎃 クリスマス🎄 お正月🎍
季節のイベントでその時期ピッタリの寄せ植えを飾るのも楽しいですよね♫


そして、株数が少なくても多くても、寄せ植えを「作品」として愛でる💓ためには

・色が合ってるか?浮いてる色ない?
・バランスはよいか?左右のバランスが極端になってない?
・テイストが合ってるか?苗同士のテイストがけんかしてない?


という点がとっても大事になってきます。

これらがバチーっと決まると、めちゃカッコいい👍あるいはカワイイ💛、あるいはステキ💓な寄せ植えになるってことです。

この3つの要素が身につくアッシュデイジーのステップアップレッスンコース、気になる方はぜひお問い合わせくださいね!



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