「玄関を寄せ植えで、緑の空間にしたい!」と思い立って園芸店に行ったものの
「鉢の種類が多すぎて、どれを買ったらいいかわからない」
「どの花を買ったらいいの?」
「これって、買いすぎ?足りない?」
こんな風に思ったことありませんか?
園芸初心者だった頃の私も同じことで困ったので、その気持ち、わかります!
今日は、寄せ植えを作りたいあなたに
園芸店に行く前に、お家でチェックしておきたい
失敗しない素材集めを4ステップでご紹介します。
最後まで読んでもらって、迷いなく鉢や植物を選んでもらえたら嬉しいです♪
ステップ1:寄せ植えの置き場所・目的を決める
まずは、これから作りたい寄せ植えをどこに置くのか、どんな風に楽しみたいかを決めます。
お庭のリビングから見えるところに置いて毎日眺めたい!
お客様が来られた時にお迎えする玄関ポーチに置きたい!
などなど、こんな感じで置き場所と目的を決めちゃいます。
でも、そもそもなぜ置き場所と目的からなんですか?
それは置き場所と目的で次のことが決まるからです♪
✔日当たりの条件
✔見る方向
✔サイズ感や形
日当たりはわかるけど、あとの2つは決まるかな?
私は、お客様をお迎えする寄せ植えを玄関ポーチの壁際の床に直に置きたいです。
徐々にわかってくると思うので、とりあえずステップ2にいきましょか
一緒に絞り込んでいきましょう♪
ステップ2:寄せ植えの見る方向を決める
ステップ1で置き場所と目的が決まったら、見る方向を決めます。
想像してみてください。
例えば「お客様をお迎えする寄せ植えを玄関ポーチの壁際の床に直に置きたい」とします。
玄関ポーチの床置きで、お客様をお迎えするとなると、玄関ポーチは天井も高いですから
あまり小さいサイズだと見栄えしませんよね。
必然的に比較的大きな鉢の寄せ植えになります。
さらに壁際ということでしたら、正面のあるタイプの寄せ植えになりますよね。
なるほど~!置く場所と目的でいろいろ方向性が決まってくるんですね。
そうなんです!
もう半分まで絞り込めましたよ!
いつもそこまで考えてお花買いに行ってないです。
だから園芸店で迷ってしまって、何を集めたらいいのかさっぱりわからなくなります。
だからステップ1はとっても大事なんですよ
ステップ3:寄せ植えの楽しむ期間を決める
次に楽しむ期間を決めます。
寄せ植えは、植物の成長や特性に合わせて、植え替えながら楽しむのが一般的です。
植物には、一年草や多年草、宿根草、低木などがあり、
その中でも、1シーズンお花を楽しむタイプや
翌年もお花を咲かせるタイプ、
花よりも葉っぱや枝ぶりを楽しむものがあります。
だから、最初から植替え頻度を考えて、植物を選んだ方が
あなたの楽しみ方にあった寄せ植えを作ることができます。
一年草、多年草、宿根草、低木・・・
どう使い分けたらいいのかわからないです。
植替え頻度少なめにしたい場合はどのタイプを選んだらいいですか?
植替え頻度少なめ、年に何度も植え替えるのは難しいのでしたら
宿根草や多年草を中心に。
それらと常緑低木を組み合わせると、お花がなくなったときは
低木の風情がカバーしてくれます。
時々剪定したり切り戻したりして長く観賞することができますよね。
なるほど。忙しくてなかなか植替えできない人には
多年草とか宿根草、低木がいいんですね。
私はシーズンごとに植え替えて楽しみたいんですけど
植替え頻度高めでOKな場合はどうですか?
シーズンごとに植え替えて、お花がいつも咲いているような
寄せ植えにしたいんですね。
その場合は、実はどんなタイプの植物でもOKです!
寄せ植えの鑑賞期間の平均3カ月程度
キレイにお花が咲いてくれたらいいので。
シーズンごとの植替えができる場合は
あまり絞り込めないってことですね・・・
いえいえ、シーズンで植替えができる場合は
一年草をメインの花として多めに入れて
その他の植物と合わせるといいですよ。
なるほど!シーズンごとの植替えだと
一年草をふんだんに使って華やかにできるってことですね♪
ステップ4:置き場所の日照条件(日当たり)を確認する
最後のステップは、日照条件の確認です。
置き場所が決まっているので、自ずとどのような日当たりになるかわかりますね。
1日の太陽の動きを知って、置き場所にどの程度日光があたるかを
確認しておくことが大切です。
何しろ植物は光合成する生物ですので!
また西日が当たるかどうかも要チェックです。
日の当たり具合が植物選びに関係あるんですか?
もちろんです。
植物には、日当たりを好むものや
逆に半日陰を好むものなどがあります。
日当たりは好きだけど、西日は苦手とか。
うちは玄関が北向きで、あまり日が当たらないんです。
その場合は半日陰を好む植物を選べばいいということですか?
そういうことです!
また、日当たりが良い場所でも
日当たりが好きな植物ならなんでもいいわけじゃないんです。
西日に当たる場合、葉焼けしにくい植物を選ぶ必要があります。
条件を整理して最終的な寄せ植えの形を思い浮かべてみよう
ステップ1~4まで、条件でどんどん絞り込んできたおかげで
寄せ植えのスタイルがイメージできてきたと思います。
実際に、自身の条件を整理して、必要ならば書き出してみましょう。
書き出しておくと、花売り場で変に迷ったりしないのでメモっておくのがおすすめです。
なんだか寄せ植え素材が絞り込めてきたような気がします!
◆前から見る大き目の寄せ植え
◆シーズンごとに植え替える
◆一年草を中心に多年草や宿根草などと合わせる
◆半日陰を好む植物
絞り込めましたね!
私の場合、どんな鉢にどんな感じに植えたらいいでしょう?
存在感のある大きめで、植物で縦にもボリュームを出せるものがいいですよね。
こんな感じの鉢はどうですか?
植物でさらに高さを出せるので、存在感あります。
豪華な感じで、見栄えしますね!
玄関ポーチにピッタリ♡
最初に寄せ植えのゴールを決めると失敗しない!
園芸店に足を運ぶと、色とりどりの花や緑豊かな葉っぱに囲まれとてもワクワクしますが
一方、どれを選べば良いのか迷ってしまいがちですよね。
鉢もいろいろな素材・形・デザインのものがたくさんあって
どれもステキなだけに、迷ってしまいます。
そもそも寄せ植えの素材選びでなぜ迷ってしまうのか?
それは「ゴール」を決めていないからなのです。
「ゴール」とは、「どこに」「どんな風に」飾りたいか。
そんなゴールをイメージできるとお買い物がしやすくなります。
ゴールを決めるために、ご紹介した4ステップで徐々に絞り込んでください。
すると、あら不思議!
いつのまにか集める素材がかなり限定されてきます!
まとめ
何を選んだらいいかわからない方に、 寄せ植え作りの最初の一歩として
買い物前にお家で確認しておきたい4つのポイントをお伝えしました。
どうしたらいいのか分からない方、初心者の方は
慣れるまで、ステップ1~4へ順番に答えていくと
どんな植物を集めたらいいのか、どんな器・鉢が良いのか候補を絞っていくことができます。
自分で絞れない時は、この情報を園芸店のスタッフさんにお話しすると
スタッフさんも的確なアドバイスをしてくれるはずです。
慣れてくると自然とこのような条件を総合的に見て、素材選びができるようになります。
最初はややこしそうに思えますが、植物に親しんでいくうちに
この考え方が理にかなっていて、かつ素材選びを単純明快にしてくれるものだと
わかっていただけると思います。
大切なことは、まず置き場所と目的を決めることです。
そこが決まれば、あとはトントンと決まっていきます。
もっとオシャレに作りたい!
センス良い暮らしをしたい!という方は、
植物の色合わせや鉢に合うバランスを考えて植物を選んでいきましょう。
色合わせが難しい場合は、2色までで抑えると野暮ったくなりにくいですよ。
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